令和7年度 保安・安全衛生管理計画
1,基本方針
「無事故・無災害の達成」
「安全・環境・健康・品質に関する基本方針」に基づき、企業の社会的責任(CSR)を果たすことにより社会からの信頼を高め、サステナブルな社会の実現並びに事業運営に資するため、事業基盤である安定操業を確保し、積極的なレスポンシブル・ケア(RC)を推進するとともにコンプライアンスを徹底する。
2,目 標
(1)休業災害・通勤災害・物損事故 「オールゼロ」 の達成
(作業前KYの積極的活用と相互注意の推進で事故災害の撲滅を図る)
(2)HH活動と改善提案活動への従業員全員参加
(【HH活動】 ヒヤリ・ハット情報報告書の提出がいかに大切か、社員全員に徹底周知する)
ヒヤリ・ハット情報報告書:提出件数 (スタッフ・作業員ごと 1人1件以上/2ヶ月)
(【改善提案活動】 ヒヤリ・ハット活動の活発化により改善提案の積極的推進を図る)
個人改善提案書:提出件数 (作業班ごと 1件以上/年)
(3)積極的な3S活動の実施による変化の追及
(鉄工部、重機部の各班による、3S活動の実践と5S活動に進化させる)
(4)快適職場づくりと健康の保持増進
(挨拶の定着化により社内コミュニケーションの向上を図り、働きやすい職場環境を作る)
(5)コンプライアンスの遵守を図る
(法令・規律規則・倫理の各教育と意識の向上で一人一人が責任感を持つ)
3,スローガン
『リスクの高まりを見逃すな!気づいて共有 リスクを下げて 今日もゼロ災 』
重点実施項目 | ||
項目 | 施策 | 実施内容 |
安全衛生管理活動の 強化と安全組織づくり | 安全衛生管理体制の充実管理指導の徹底 | ・安全衛生教育訓練の充実 ・安全衛生管理体制(組織と役割)の明確化 |
安全衛生教育訓練の充実 | ・新入社員に対する安全教育の拡充(入社時の受入教育拡大) ・法的資格者の計画的養成 ・若年層、経験年数の短い従業員に対する、フォローアップ教育 | |
労働災害ゼロの達成と それを実現させられる 体質の強化 | 災害ポテンシャル摘出運動の推進 | ・着工前TBM時の現地KYによる危険要因と対策の周知徹底 ・1人KYの実践と指差呼称による安全確認の徹底 ・ヒヤリハットの活用によるリスクアセスメントへの挑戦 ・過去のトラブル勉強会(災害事例の活用) |
設備機械器具の安全確保 道工具の総点検 | ・保護具.工具.その他の設備機械器具の点検整備、保守管理の徹底 ・顧客(日本A&L㈱、他)既設設備の定期検査に協力し、フォロ-アップメンテナンスの実施 | |
交通安全運動の推進強化 | ・交通ルール遵守と交通三悪(無免許・飲酒・速度超過)の 徹底排除 (運転免許証の定期確認) ・構内(住友化学、共電、日本A&L等)交通規則の遵守 ・車輌の点検整備の定着、及び検査管理の徹底 | |
定修工事安全管理の徹底 | ・定修工事安全衛生管理の遵守事項に関する教育の実施と周知徹底 ・臨時作業員 ・下請作業員の安全衛生教育の実施と徹底 | |
電気災害の防止 (電気安全意識の高揚) | ・電気機器工具の自主点検と整備 ・電気保安協会による電気点検及び指摘事項の補修 | |
職場防災訓練の推進 | ・石油コンビナート訓練見学と自営訓練 ・地震対策訓練の実施 | |
RC菊本21運動の積極的推進 | ・統一テーマの積極的推進 ‐ 相互注意できる 菊本 ‐ 交通マナーに優れる 菊本 ‐ 挨拶できる 菊本 | |
住友化学 グランドルールの周知 | ・安全衛生会等を活用した全従業員への周知 | |
改善提案の積極的推進 | ・安全衛生会等を活用した全従業員への周知 ・改善提案書の積極的提出(表彰制度による推進) ・改善提案の査定頻度UPによる活動の積極推進・評価実施後の発表、改善内容の紹介による活用 | |
快適職場づくりと健康の増進 | 健康の保持増進の推進 | ・健康診断の完全受診 ・熱中症対策の実施(WBGT値の測定) ・インフルエンザ・新型コロナウイルス感染予防対策の実施 ・定められた保護具の完全着用の徹底 |
作業環境の点検整備 (3Sの習慣化と徹底) | ・3Sの行き届いた職場作りの推進 ・作業環境測定の推進 ・日常3S習慣化への指導 (各班による小集団活動への展開) | |
快適な職場づくりの推進 | ・一斉清掃の実施 ・良好な人間関係の構築 (社内コミュニケーションの機会拡充) |
TEL.0897-34-1335